新しい最適化プロセスによる設計
▶ Design by Simulation / Reinhard Helfrich
新たなデザインへの要求が有限要素解析のパラメータ変数で定義可能な場合、
有限要素解析や構造最適化だけでなく要素分割やモデル修正も含んだより高度なプロセスにより、新しい課題解決が実現できるかもしれません。
このプロセスがもたらす結果は、与えられた要求を満たす新しい有限要素モデルとなります。
設計空間に基づく有限要素モデルがスタートであり、最終的デザインはこの設計空間内に存在することが前提です。
位相最適化計算では、制約条件を与え初期段階の解である大まかなレイアウト修正から行います。
そして、レイアウト修正された外表面形状に対する平滑化とソリッド部品のリメッシングを段階的に行い、
設計空間を新しい部品として置換え、初期モデルの修正が行われます。
初期段階の再計算では、設計が満たすべき全ての条件について確認が行われます。
位相最適化の計算でこの制約条件が完全に満たされていない場合、後続の自由形状最適化の計算で設計改善します。
このプレゼンでは、エンジンブラケットモデルを例に挙げて、一連のプロセスについて紹介致します。
ここではさらに、数例の例題を用いながら、PERMASの最適化機能の可能性に関する概要について示します。
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